太いから食感が抜群!宮古島のもずくが今熱い!
見た目はちょっと地味ですが、おいしくて栄養価も高いもずく。島の特産品として、人気も注目度も上昇中!
ミネラルや食物繊維が豊富でカロリーも低いことから、近年は健康食品としても注目されるようになった「もずく」。実は沖縄県が日本一の生産量を誇り、国内流通の9割以上を占めています。
もちろんココ宮古島での生産も盛んで、私たち宮古人にとってはとても身近な食べ物です。太くて歯ごたえ抜群。それにこのきれいな「宮古ブルー」の海で育つので、おいしさはピカイチです。
例年3~5月に最盛期を迎える宮古島のもずく漁。
浅瀬で太陽の光をたっぷり浴びて育った養殖もずくは、漁師が海に潜ってポンプの先につないだホースで一気に吸い上げて収穫し、船上で大きなゴミを取り除いてから、宮古島漁協へと運ばれます。天候次第では収穫量が減ることもあるそうです。
漁協の加工場では新鮮なうちに洗って塩漬けにし、すぐに冷凍保存。その後、必要に応じて解凍し、細かいゴミなどの異物を選別してから袋に詰めて出荷しています。
宮古島漁協の年間生産量は、平均すると500g入りで約1,000パックほどになるといいます。
宮古島産のもずくは、食感と味の良さから人気も高く、また豊富な栄養成分が注目を集めていることから、今後ますますの消費拡大が期待されています。
そのまま麵つゆにつけて食べてもおいしいですが、酢の物にしたり、汁物に入れたり、天ぷらもオススメです。
「雪塩ポン酢」雪塩と、沖縄本島北部大宜味村のシークヮーサーが入っていて、爽やかな味わいです。
カツオといえば伊良部島
外国の漁師町に迷い込んだような情緒ある海人の島。
伊良部島は宮古諸島の中で宮古島についで2番目に大きな島で、宮古島の北西に位置しています。
2015年1月には、無料で通行できる橋としては日本最長の「伊良部大橋」(全長3,540m)が開通し、宮古島から車で気軽に訪れやすくなりました。
女性4人組は、沖縄音楽ユニットのティンクティンク。メンバーの波名城夏妃さん(右から2番目)は宮古島出身です。
Photo credits:ハナグスクフォトグラフ
島内の佐良浜漁港ではカツオ漁が盛んで、県内シェアはなんと8割。独特のパヤオ(別名:浮き魚礁)と呼ばれる漁法を沖縄で最初に導入したのも伊良部島です。
佐良浜漁港から続く斜面には、迷路のような細い路地の中にコンクリート造の古い民家が密集し、集落を形成。外国の漁師町の絵画を思わせる風景が眼前に広がります。
「日本の渚100選」に選ばれた大きな岩が点在する「佐和田の浜」、東西約800mの白い砂浜が続く「渡口の浜」、沖縄の天然記念物にも指定されておりダイビングスポットとしても有名な「通り池」など、島全体に観光スポットが点在しています。
これはマスト買い!宮古島で買って帰りたい海産物4選!
おツナみ(浜口水産)
伊良部島・佐良浜漁港で水揚げされた新鮮なマグロをソフトジャーキーに仕上げています。
マグロの旨味がギュッと詰まっているほか、高タンパクなので、ダイエット中のおやつにも最適!
マヨネーズと七味でお酒のお供にも。
なまり節(友利かつお加工場・隆一かつお節工場)
美味しい食べ方はこちら!
- ほぐしてマヨネーズと和えてツナマヨ風に!
- ごはんの上にスライスをのせてお茶漬けに!
- 野菜と一緒に炒めてチャンプルーに!
- 炊き込みごはんに!
- オリーブオイル、玉ねぎとトマトでマリネ風に!
海のあおさ<乾燥アーサ>(宮古島漁業協同組合)
沖縄では祝いの席などの吸物に使われ、今では家庭料理の材料としても親しまれています。
アーサ汁、アーサ天ぷら、厚焼き玉子などでお召し上がりください。
乾燥アーサは水につけて戻してから洗い、水気を絞ってからお使いください!さっと湯がくときれいな緑色に!
花鰹とびだい(浜口水産)
とびだいとは、伊良部島の方言で10kg級のカツオのこと。
特大サイズのカツオは程よく脂がのり、また、なかなか水揚げされないので希少な魚です。