マンゴーの食べ頃っていつなんですか?色が濃いほうが甘いイメージがあるのですが、食べ頃を色で見分けて大丈夫ですか?
確かにマンゴーは、色鮮やかなほうが甘くて美味しい印象を持たれているね!マンゴーの食べ頃を見分けるポイントがいくつかあるから解説していくね!
マンゴーの食べ頃はいつ?
マンゴーの食べ頃は、以下の状態を迎えたときです。
- 指で押したときに柔らかさを感じる
- 表面のブルーム(白い粉)が落ちている
- 甘い香り強く漂っている
収穫直後のマンゴーはまだ未熟な状態ですので、食べ頃ではありません。
果肉が固く、甘みや香りもまだまだ足りません!
マンゴーは「追熟」をすることで香りや甘みが増し、旨味成分が凝縮されます。この追熟期間を経て食べ頃に成長したマンゴーが上記の状態だということですね。
マンゴーは食べ頃を迎えると3つのサインを発します。このサインを見逃さないことで最高に美味しい状態のマンゴーを食べることができるのです。
指で押したときに柔らかさを感じる
指でマンゴーを押したときに柔らかさを感じることができれば、そのマンゴーは食べ頃です。
食べ頃ではないマンゴーは、表面を指で押しても柔らかさを感じることができません。これはマンゴーが未完熟で、果肉の繊維がしっかりしていることが原因です。
マンゴーは濃厚な甘みと柔らかな果肉が特徴的なフルーツですが、未完熟な状態の果肉は食べるとやや固い食感になります。
固めの食感が好みの方もいるでしょうが、大半の方はマンゴーにとろけるような食感を求めています。
マンゴーがほどよく熟成して柔らかな果肉へと変身した合図は、表面を指で押すことでチェックできることを覚えておいてください。
表面のブルーム(白い粉)が落ちている
収穫直後のマンゴーは、表面の果皮がブルーム(白い粉)に覆われています。
このブルームは、追熟期間中に徐々に落ちていきます。表面の白い部分が完全になくなり、果皮にツヤとややベタつくような感触が出てきたら食べ頃のサインですよ。
マンゴーは、以下のような順序で状態が変化していきます。
- 収穫直後のマンゴーはブルームに覆われてさらさらとした感触で色合いも全体的に白っぽい
- 数日経過すると徐々にブルームが減り色合いも赤みを増す
- 完全にブルームが消えて真っ赤に染まった表面にはツヤが出ている
ブルームとは、果物が自らの水分蒸発を防ぐために出しているものです。口に入れても無害で安全です。
マンゴーはブルームが落ちた状態が食べ頃ではありますが、実は収穫するときにブルームがたくさんついているマンゴーのほうが美味しいんですよ!詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください!
甘い香りが強く漂っている
甘い香りを強く漂わせている場合は、食べ頃のマンゴーのサインです。
スーパーなどで買ったマンゴーを「新鮮なうちに」とすぐに食べようとする方がいますが、ちょっと待ってください。
マンゴーに鼻を近づけて、香りを確かめてください。甘い香りがしますか?
スーパーなどに並ぶマンゴーは買い手がすぐに見つかる保証がないので、基本的に収穫直後の未完熟な状態です。
マンゴー農家もそれを計算に入れて出荷しています!
そのため、鼻を近づけてもマンゴーから甘い香りが漂ってきません。この状態では果肉も熟成が足りず、口に入れても甘さが物足りないでしょう。
マンゴーの食べ頃をチェックするには、香りを確かめることも非常に有効的な手段ですよ。
マンゴーの食べ頃は色で見分けることはできる?
結論からお伝えすると、100%確実ではありませんがマンゴーは色で食べ頃を見分けることが可能です。
なぜなら、マンゴーは完熟することによりブルーム(白い粉)が落ち、色鮮やかな果物に変化するからです。
例えば日本で頻繁に見かけるのはアーウィン種である「アップルマンゴー」ですが、果皮が真っ赤に染まっていることが特徴です。
先にお伝えしたとおり、収穫直後のマンゴーは表面がブルーム(白い粉)に覆われているため、全体的にやや白っぽい色合いになっています。
アップルマンゴーは食べ頃になるにつれてブルームが落ち、色合いが鮮やかな赤色になります。
つまりアップルマンゴーは、果皮が赤みを増すにつれて完熟状態に近づくということですので、色で食べ頃を見分けることは可能とい言えるでしょう。
黄色い果皮を持つタイマンゴーやフィリピン産のペリカンマンゴーにも同じことがいえます。収穫直後は黄緑色なので、鮮やかな黄色に染まれば食べ頃だということですね!
ここで注意点があります、近頃は未熟な状態であっても人工的に色付けをして見栄えを良くしているケースがあるのです。
その場合は色合いが赤や黄色にしっかり染まっていても、中身はまだまだ食べ頃まで熟成していません。
色で食べ頃を見分ける方法は、100%確実ではないといった理由はここにあります。
なんて紛らわしいことをするんでしょう!商売に見栄えは大切ですが、完熟マンゴーだと思って購入した消費者からすれば、騙された気分になりますね!
また、珍しい緑色の果皮を持つキーツマンゴーは、収穫直後から完熟まで果皮の色が3段階に変わります。
- ブルームに覆われている場合は全体的にやや白っぽい緑色
- 徐々にブルームが落ちて果皮が濃い緑色になる
- 果皮が黄色味を帯びてきて最終的に黄緑色になる
素人には少々わかりにくいので、先にお伝えした3つのマンゴーの方法で食べ頃を見分けると確実ですよ。
果皮の色というのはマンゴーの食べ頃を見分ける上で重要なチェックポイントではありますが、それだけで判断するのは危険ということですね!
結局のところ、マンゴーの色合いというは判断材料の1つにしか過ぎないということです。外見に加えて自分の指や鼻で確かめることが大切ですよ。
品種別の食べ頃をご紹介
アップルマンゴー
アップルマンゴーの食べ頃の見分け方は、基本に忠実です。
具体的な見分け方は、以下のとおりです。
- ブルームが徐々に落ちてきて全体的に白っぽかった果皮が濃い赤色になってくる
- ブルームが完全になくなって表面にツヤが出る。触るとややベタつくような感触がする
- 表面を指で押すと柔らかみを感じ、甘い香りを強く放っていれば食べ頃
鮮やかな赤い果皮を纏ったアップルマンゴーは、スーパーなどでもよく見かけるポピュラーな一品です。
アーウィン種は日本で最も生産数の多いマンゴー種類ですが、有名なのは沖縄県宮古島産のアップルマンゴーです。
沖縄県はマンゴーの生産量が日本一位で、県内で最もマンゴーの生産数が多いのが宮古島なのです。
宮古島は珊瑚礁が隆起してできた土地なので、土に豊富なミネラルが含まれています。
年間を通じて温暖な気候にも恵まれており、豊かな自然も相まってマンゴーの栽培に非常に適した環境が整えられているのです。
大自然の恵みをふんだんに受けて育てられたマンゴーは、濃厚な甘みと、みずみずしく滑らかな食感が特徴です。贈り物としても有名で、マンゴーの収穫時期には全国各地から注文が殺到します。
美味しいアップルマンゴーが食べたければ宮古島産を選べはハズレはありませんね!ネットから手軽に注文できるのもありがたいです!
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キーツマンゴー
「幻のマンゴー」と呼ばれるキーツマンゴーは、生産数が少なく希少性の高い一品です。マンゴーには珍しい緑色の果皮が特徴ですね。
キーツマンゴーの食べ頃の見分け方は、以下のとおりです。
- ブルームが徐々に落ちてきて全体的に白っぽかった果皮が濃い緑色になってくる
- 甘い香りを放つようになる
- ブルームが完全になくなって果皮が黄緑色になる
- 表面にツヤが出て指で押すと弾力が感じられる
- 果皮に小さな黒い斑点が出れば完熟の証
表面に出現する黒い斑点はバナナのシュガースポットのようなものなので、食べるときに皮を剥いてしまえば問題はありません。
キーツマンゴーは収穫時期が遅く生産している農家が少ないことから、市場に出回る数がとても少ないです。
日本でキーツマンゴーの生産数が多い地域は沖縄県の宮古島ですが、それでも生産数は全体の1割程度だというのですからその希少性がお分かりになると思います。
キーツマンゴーを食べてみたい方は、宮古島の直売所をこまめに覗いてみてください!
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ナンドクマイ
ナンドクマイはタイ産のマンゴーで、日本では「ゴールデンマンゴー」などと呼ばれていますね。
ナンドクマイの食べ頃の見分け方は、以下のとおりです。
- ブルームが徐々に落ちてきて全体的に白っぽかった果皮が濃い黄色になってくる
- ブルームが完全になくなって表面にツヤが出て甘い香りを放つ
- 手に持ったときに柔らかさを感じることができたら食べ頃
ナンドクマイの食べ頃の見分け方も基本に忠実ですね!タイ産マンゴーは価格が安いことがウリなので、消費者の立場からすると助かりますよね!やや酸味があるのも特徴です!
タイ産マンゴーやフィリピン産マンゴーなどは輸入にも時間を要するので、かなり未熟な状態で出荷されています。
そのため、しっかり追熟させて食べ頃を見極める必要がありますね。
メキシコマンゴー
メキシコマンゴーは形や色がりんごに似ていることから、「アップルマンゴー」と呼ばれています。つまり国産ではなく、海外産のアップルマンゴーということですね。
国産に比べて値段が安価なので、比較的に手に入れやすいことが特徴です。
メキシコマンゴーの食べ頃の見分け方は、以下のとおりです。
- ブルームが徐々に落ちてきて全体的に白っぽかった果皮が濃い赤色になってくる
- ブルームが完全になくなって表面にツヤが出る。触るとややベタつくような感触がする
- 表面を指で押すと柔らかみを感じ、甘い香りを強く放っていれば食べ頃
国産のアップルマンゴーと見分け方は同じですが、違いはやはり追熟期間です。
海外産のマンゴーは空路や海路で運ばれてきますが、日本に到着するだけでかなりの日数を要します。
国内に到着してから各販売店に配送される時間を考えると、現地から出荷されたときのマンゴーは本当に収穫直後の状態ということです!
一般的なマンゴーの追熟期間は約7日程度ですが、海外産はそれ以上に追熟させないと食べ頃にはなりません。最低でも1日1回はマンゴーの状態をチェックして、食べ頃を逃さないようにしてくださいね。
マンゴーは食べ頃を迎えることで極上の果実に進化する!
マンゴーの食べ頃の見分け方!
- 収穫直後のマンゴーはブルーム(白い粉)に覆われている!ブルームが取れて果皮が色づいたたら食べ頃のサイン!
- 表面が固いマンゴーは、果肉も固い!指で押したときに柔らかさを感じれば、果肉も柔らかくなった証拠!
- 無臭のマンゴーなんて甘くない!濃厚な甘い香りを放つようになれば完熟の証!
- マンゴーは、色だけでも食べ頃を見分けられることが可能!だけど100%確実ではないからご注意!
食べ頃を迎えたマンゴーはまさに極上の果実ですが、堪能するには切り方も重要です。
マンゴーは真ん中部分に大きな種が入っていますので、知らずに包丁を入れてしまうと基本的な3枚カットが上手にできない恐れがあります。
完熟したマンゴーは果肉がかなり柔らかくなっているので、力任せに切ろうとすると実が潰れてしまいます!初めてマンゴーを食べる方は、事前に切り方もチェックしてくださいね!
ひとくちで、夏の宮古島へ。
南国特有の環境で育まれたマンゴーは、その絶妙な甘さとジューシーさで一度食べたら忘れられません。宮古島の太陽の恵みをたっぷりと受けた宮古島産マンゴー。その甘さ、風味、果汁の豊かさに驚きを。
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今年の販売は終了しました!