夏に食べたい 島とうがらし

食べてみるべき

暑さに負けない!夏の食欲増進野菜

【島とうがらし(キダチトウガラシ)】

■旬の時期:
夏季。台風のような強い風に弱く、収穫期に波が出る事も。

■選び方:
生のものは色つやが良く、皮につやとハリのあるものを選びましょう。
完熟すると赤くなります。

■栄養:
辛みのもとはカプサイシンという成分。
食欲を増進させたり、血行をよくして体を温めたりといった効果があります。エネルギー代謝を促進し、体脂肪の蓄積を抑制する作用があるため、肥満防止に効果があると注目されています。

宮古島では、島唐辛子より辛い物を求め「ハバネロ」「ブートジョロキア」や、異なる辛さの「タイ唐辛子」、「鷹の爪」など多種類の栽培も行われるようになってきました。

生の島トウガラシをつぶし、刺身醤油で食べると美味しい!

ワサビなど刺激物が手に入りにくい土地ならではの食べ方なのでしょうか、この食べ方は伊豆諸島の「八丈島」などにもあるようですよ。

宮古島で栽培されている唐辛子

※表記されている数値は、スコヴィル値。唐辛子の辛さを計る単位です。(辛味成分カプサイシンの割合を数値化したもの)

■並辛■島とうがらし(沖縄)
*スコヴィル値:50,000~100,000
宮古島では家庭の庭先でも栽培があります。

■並辛■プリッキーヌ(タイ)
*スコヴィル値:50,000~100,000
辛さの中にフルーティさを感じます。

■中辛■バード・アイ(インド)
*スコヴィル値:100,000~225,000
小鳥の眼のような小粒の唐辛子。
キレのよい辛さが特徴。

■激~中辛■ハバネロ(メキシコ)
*スコヴィル値:100,000~350,000
品種により辛さに幅があるが、
とにかく辛い!のは間違いない

■圏外■ブート・ジョロキア(メキシコ)
*スコヴィル値:1,001,304
ハバネロの2倍近い強烈なカプサイシン量を
誇るため収穫にゴム手袋、マスクとゴーグルを使用するほど。

▼島の駅新聞アーカイブ2018年09月号には、辛口調味料をご紹介しています!
(生産者ストーリーのリンクから飛ぶことができます)