マンゴーって、自分で切るとなると難易度高くないですか?
そうでもないよ。一度切り方を覚えてしまえば楽なもんさ。
失敗しない切り方とかありますか?
なるべく簡単なやつで!
おすすめの切り方があるよ!
簡単で食べやすく失敗しないマンゴーの切り方を解説するね!
マンゴーを切る前に種の位置をチェックしよう!
皆さんはマンゴーの種を見たことがありますか?
マンゴーの種はまん丸ではなく、平べったい楕円形をしていて、厚さは約1㎝程度。
種は固くしなやかな殻に覆われていて、包丁でも簡単には切れないんです。
無理やり切ろうとすると、包丁の歯が滑って危ないから注意してくださいね。
マンゴーをカットするには、この固い種を避けるようにして包丁を入れる必要があります。
マンゴーの種って、果実のどこに入っているんですか?
見極める方法は簡単だよ。
マンゴーをくるっと一周回しながら眺めてごらん。果実の幅が均等でないことがわかるだろう?
マンゴーといえば、ふっくらまん丸いフォルムを想像するかもしれませんが、実は片方の面が狭くなっているんです。
人の顔に例えると、幅が広い面が正面、狭い面が横顔というところでしょうか。
ヘタの部分が髪の毛って感じですね。
種は果実の広い面(正面)に対して水平に入っていますので、種を避けるには狭い面(横顔)から包丁を入れればOKです。
簡単で失敗しないマンゴーの切り方・剥き方
種の位置が確認できたら、いよいよカットです。
マンゴーの切り方にはいくつか種類がありますが、今回は基本の「3枚おろし」と、見た目も華やかな「花咲カット」を教えちゃいますね。
「3枚おろし」は実用性が高く、「花咲カット」は来客時のおもてなしにぴったりだよ。
3枚おろし
3枚おろしは、その他の切り方にも派生していく基本形のカット方法です。便利な切り方なので覚えておきましょう。
マンゴーを3枚おろしにする手順は、以下のようになります。
- 種の位置を見極め、包丁を入れるポイントを決める
- 種の位置を探りながらゆっくりカットしていく
- 逆側も同じ要領で包丁を入れる
以下のように、身(2枚)と種(1枚)に切り分ける切り方です。見た目の可愛らしさはありませんが、フルーツサンドを作るときなどに向いている切り方ですね。
1.種の位置を見極め、包丁を入れるポイントを決める
まずは果実の狭い面(横顔)が上になるようにマンゴーを置いてください。
このとき、ヘタからお尻までを一直線に結ぶように指で線を引いてみてください。種はその線上にありますので、線から左に約1.5㎝ほど離れた位置が包丁を入れるポイントです。
2.種の位置を探りながらゆっくりカットしていく
ポイントを定めたら、マンゴーに対して垂直にゆっくり包丁を入れていきます。
ポイントは、種の位置を探りながら包丁の刃を動かすことです。刃に何か固いものが当たる感触があれば、それを避けるように果肉を剥がしていきましょう。
なるほど!包丁が種にぶつからず果肉を切ることができました!
果肉の断面を見てごらん。何か白いものが埋まっているでだろう?
それがマンゴーの種なんだ!
3.逆側も同じ要領で包丁を入れる
種から左側をカットできたら、同じ要領で右側にも包丁を入れていきます。種が含まれた中央部分を含め、果実が3等分になれば3枚おろしの完成です。
花咲カット
花咲カットは基本の3枚おろしから派生した切り方で、舌だけでなく目でもマンゴーを味わうことができます。
お客様へお出しするときの基本形となりますので、ぜひマスターしてください。
これは映えますね!
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花咲カットの手順は、以下のようになります。
- マンゴーを3枚おろしにする
- 果肉の断面にさいの目状の切れ目を入れる
- 皮を裏から押すように実を反り返らせる
1.マンゴーを3枚おろしにする
マンゴーを3枚おろしにする方法は先ほどお伝えしました。
花咲カットでは、種が含まれていない2つの断面を使用します。
種が入っている果肉の食べ方は、あとで説明するよ!
2.果肉の断面にさいの目状の切れ目を入れる
マンゴーの断面を上にして置き、果肉にさいの目状の細かい切れ目を入れておきます。
力を入れすぎると刃が皮まで達してしまいます。皮まで切ってしまうと盛り付けが綺麗にできないので、刃先を上手く使って切れ目を描いてください。
3.皮を裏から押すように実を反り返らせる
切れ目を入れ終えたら、皮から果肉を押し上げるように反り返らせます。
成功すれば、美しいマンゴーの花が咲き誇りますよ。
どうせなら盛り付けにもこだわってほしいな!
鮮やかな黄色が映えるような食器を使うといいかもね♪
食べるときは、スプーンやフォークで果肉を剥がすように食してください。
子供でも食べやすいマンゴーの切り方
花咲カットは見た目も美しく高級感がある反面、小さなお子さんにはやや食べにくいというデメリットもあります。
確かに小さな子供だったらスプーンやフォークを使っても食べにくいかもしれませんね。
食べやすい大きさにカットしたほうがいいんじゃないですか?
そのほうが気兼ねなくマンゴーを味わえるね。
食べやすい大きさにカットするには、下準備が必要だよ。
子供でも食べやすい大きさにカットする方法は、以下の2つです。
- 皮を剥いてからカット(1口大にスライス)する
- マンゴーをカットしてから皮を剥く
皮を剥いてからカット(1口大にスライス)する
あらかじめマンゴーの皮を剥いておくことで、子供が食べやすい1口大にカットしていきます。
手順はこのようになります。
- 片面だけマンゴーの皮を剥く
- マンゴーを3枚おろしにする
- 残りの皮も剥いて食べやすい大きさにカットする
1.片面だけマンゴーの皮を剥く
まずは果実の広い面(正面)が上を向くように、片手でマンゴーを持ってください。
包丁の刃を果実に沿って滑らせ皮を剥いていきます。
もう片方の皮は剥かないんですか?
マンゴーの果肉って意外に滑るから危ないんだよ!
滑らないように強く握ると果肉が潰れる可能性もあるからね!
2.マンゴーを3枚おろしにする
3枚おろしの手順は、先ほどお伝えしたとおりです。
種を避けるように果肉を3等分にしましょう。
3.残りの皮も剥いて食べやすい大きさにカットする
最後はもう片方の皮を剥き、お子さんの食べやすい大きさに自由にカットしてください。
手軽に口に放り込める大きさも良いですが、あえて1口では食べきれない大きさにカットすることで、滴り落ちる果汁感も味わうことができるのでおすすめですよ。
マンゴーをカットしてから皮を剥く
マンゴーのサイズが大きくて皮を剥くのが難しい場合は、先にカットしてから皮を剥く方法もあります。
手順は、このようになります。
- 皮つきのままマンゴーを3枚おろしにする
- カットしたマンゴーをさらに3等分にする
- 切り分けたマンゴーの果肉から皮を剥がしていく
1.皮つきのままマンゴーを3枚おろしにする
皮つきのマンゴーを3枚おろしにします。
果実の狭い面を上にして置き、中央の線から左右に1.5㎝ほど離れた位置にゆっくりと包丁を入れてください。
2.カットしたマンゴーをさらに3等分にする
3枚おろしにしたマンゴーのうち、種が含まれていない2枚をさらに3等分にカットします。
子供が食べやすい細さを意識してカットしてね!
3.切り分けたマンゴーの果肉から皮を剥がしていく
最後の工程は、果肉から皮を剥がす作業です。
これはそれほど難しくありません。果肉と皮の間に包丁の刃を滑り込ませ、刃の動きに合わせてマンゴーを回転させてください。
リンゴの皮を剥くのと同じ要領ですね!
あとはお好みの大きさにカットするもよし、そのままかぶりつくのもよし、存分にマンゴーの甘味を楽しんでください。
種の周りは食べられるの?
マンゴーを3枚おろしにしたとき、種が含まれている部分をどうするか気になりませんか?
種の周囲にも果肉がついているから食べなきゃもったいないですよね!?
そのとおりさ!
余すことなく食べてくれたほうが、生産者側も嬉しいよ!
種が含まれた部分は、皮を剥いてから包丁で種の周囲の果肉を剥がしていきましょう。
食べられる果肉がそれほど多く残っていなければ、そのままかぶりついてもOKです。
小さなお子様は誤って種を飲み込まないように注意してくださいね。
切り方をマスターして魅惑の果実を味わおう!
マンゴーの切り方のポイント
- マンゴーには、食べ方に合わせた剥き方・切り方がある!
- 種は果実の広い面(正面)に対して水平に入っているので、狭い面から種を避ける形で包丁を入れる!
- 「3枚おろし」は、ほかの切り方にも繋がる基本的な切り方!
- 「花咲カット」は、来客時のおもてなしにぴったり!
色鮮やかな見た目に濃厚な甘みが人気のマンゴーは、お客様へのおもてなしや贈呈品としても喜ばれる極上の果実です。
正しい切り方・向き方を知って、色々な食べ方でマンゴーをお楽しみください。
女子には絶大な人気です!
スイーツやドリンクはもちろんですが、最近は調味料やサプリメントにまでマンゴーが使われているんですよ!
ぜひご紹介した切り方を実践して、魅惑の果実を堪能してくださいね。
ひとくちで、夏の宮古島へ。
南国特有の環境で育まれたマンゴーは、その絶妙な甘さとジューシーさで一度食べたら忘れられません。宮古島の太陽の恵みをたっぷりと受けた宮古島産マンゴー。その甘さ、風味、果汁の豊かさに驚きを。
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