犬にあげてはいけない食べ物にメロンって含まれていますか?もし大丈夫なら、うちのワンちゃんにも味わせてあげたいのですが!
あんなに甘くて美味しい果物なら、ついついペットにもあげたくなるよね♬じゃあ、犬にメロンは大丈夫か解説をしていくね!
犬にメロンは問題なし?
メロンは、犬も食べていいか悩む方は多いでしょう。結論からお伝えすると、犬にメロンは大丈夫です。
なぜなら、メロンには犬が中毒反応を引き起こすような成分が含まれていないからです。
子犬や老犬もメロンを食べて大丈夫ですよ♬
犬は、年を取ると水分や食事の摂取量が減る傾向にあります。
メロンには水分(ミネラル)や栄養が豊富に含まれているので、老犬の栄養補給にはもってこいのフルーツですね。
ただし、アレルギーを持つ犬の場合は注意が必要です。アレルギーを持つ犬がメロンを食べると下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。過去にスイカやバナナで同様の症状があった場合は、気をつけてください。
また、野菜や果物が持つアレルゲンは花粉のアレルゲンと構造が似ていることから、スギやシラカバ、ヨモギ、ブタクサなどのアレルギーを持つ犬がメロンを食べることで、交差反応を引き起こす可能性があります。
つまり花粉症の犬は、メロンを食べないほうが無難ということです!
犬にメロンを与える際の注意点
犬にメロンを与える際の注意点は、以下のとおりです。
- 皮と種は取り除く
- 喉に詰まらないように小さく切る
- 栄養が偏らないように少量にする
- 腎臓や心臓が悪い犬には与えない
どれも獣医師が注意点として挙げている非常に重要なことです!場合によっては命に関わるのでしっかり読んでくださいね!
皮と種は取り除く
皮と種は、犬が食べることのできないメロンの部位です。
これは人間も同じですね!いくら私でも皮と種まで食べたりしませんよ!
皮ごとメロンを与えてしまうことにより、果肉を食べ尽くした犬が勢い余って皮まで口に入れてしまうケースは非常に多いのですよ。
必ず皮から果肉を切り離してから与えてください。
皮と種は固くて消化に悪いので喉に詰まらせることもあれば、飲み込んだ後に食道や腸を傷つける可能性もあります。消化不良で下痢を起こすこともあるのでご注意ください。
また、メロンにも賞味期限があることを知っておいてください。
熟れ過ぎたメロンを与えてしまうことで、やはり下痢や嘔吐に繋がってしまう可能性があります。
メロンの賞味期限について詳しく解説をした記事を載せておきますので、ぜひ参照してください!人間がメロンを食べる場合にも役立つ知識ですよ!
喉に詰まらないように小さく切る
メロンは犬でも生で食べられる果物ですが、与える際はできるだけ小さく切ってください。
いくら果肉が柔らかいとはいえ、一口大が大きくては喉に詰まらせて窒息する恐れがあります。
特に小型犬の場合は、要注意です。
小型犬は、中型犬や大型犬に比べて気道が狭いので、完熟していない果肉が固めのメロンであれば喉に詰まりやすい傾向にあります。
メロンを小さく切る方法がわからない方は、メロンの切り方を詳しく解説した記事を載せておきますので、ぜひ併せてご覧ください!
メロンを可愛くカットする方法も教えてくれるから、愛犬へのサプライズにもいいかも♬
栄養が偏らないように少量にする
メロンには、水分や栄養素が豊富に含まれていますが、あくまでもオヤツやデザートとして与えてください。
犬が喜ぶからといって、メロンばかりを与えてしまっては栄養が偏ってしまいます。主食であるドックフードをしっかり摂取した上で、ささやかな楽しみとしてメロンを食べさせてください。
犬は、美味しい食べ物の味をしっかり覚えます。メロンの美味しさを覚えてしまうことでドックフードには手をつけず、メロンばかりを催促する可能性もあります。
そりゃ美味しいものを食べたがるのは自然なことですよね!でも、そこは心を鬼にしてください!私も愛犬がメロンばかり欲しがっても断固として拒否します!すべてはワンちゃんの健康のためです!
また、メロンは比較的に低カロリーではありますが、糖分が多く含まれています。
食べ過ぎることで肥満の原因にもなりますので、与える量には十分に注意しましょう。
腎臓や心臓が悪い犬には与えない
メロンには、カリウムが豊富に含まれています。
これ自体は素晴らしいことなのですが、犬の健康状態によってはデメリットとなる可能性もあるのです。
本来カリウムは生命活動には欠かすことのできない重要な栄養素なので、僕たち人間も積極的に摂取をしなければなりません!
ですが、腎臓や心臓機能に問題のある犬には危険な栄養素となります。
通常であれば体内で消費されたカリウムは尿と一緒に排出されますが、腎機能が弱っていると過剰に摂取したカリウムを上手く体外に排出できなくなります。
結果、血液中のカリウム濃度が上がる「高カリウム血症」になりやすくなります。
高カリウム血症になると、低血圧や不整脈といった症状を引き起こす危険性があります。
過去に腎臓や心臓に関して獣医師から指摘を受けた経験がある場合、メロンを与えても大丈夫か、かかりつけの動物病院に確認をしてくださいね。
犬にメロンを与える際の許容量
犬に与えても良いメロンの許容量は、体重を考慮する必要があります。
具体的には、以下の数値を参考してください。
- 小型犬(2~5キロ) ⇒ 1日のメロン許容量47~94g
- 中型犬(6~15キロ) ⇒ 1日のメロン許容量107~214g
- 大型犬(20~50キロ) ⇒ 1日のメロン許容量256~527g
上記の数値は、あくまでも許容量の目安です。
重要なのは、犬の健康状態や摂取カロリーを把握した上でメロンを与えることですよ。
個人的におすすめなのは、おやつ感覚で与えることですね!ドックフードなどの主食と同時に与えるのは止めておいたほうがいいですよ!
食事と一緒に上げてしまうと、メロンの甘さの虜になりドックフードを食べない可能性があります。
そのため、おやつの時間にメロンを1切れあげる程度に止めたほうが良いでしょう。
メロンは8~9割が水分なので、過剰摂取すると下痢を起こしやすくなります。
犬にとってもメロンは健康食材?
人間と同じで、犬にとってもメロンは健康的な果物です。
メロンには、以下のような成分が含まれています。
- カリウム
- βカロテン
- ビタミンC
- マグネシウム
- 葉酸
- たんぱく質
- 食物繊維
上記の栄養素は人間にとって重要なものばかりですが、もちろん犬にも非常に重要です。
先にお伝えしたとおり、犬にはメロンをおやつ感覚で少量与えるのがベストですが、おやつでこれだけの栄養素を一気に補給ができるのなら、メロンは犬にとっても健康食材だと言えるでしょう。
βカロテンには、抗酸化作用があります。特に赤い赤肉メロンに豊富に含まれており、皮膚や粘膜の健康維持に役立ってくれますよ。愛犬の美しい毛並みを保つには欠かせない栄養素ですね。
カリウムは、生命活動に欠かすことのできない栄養素です。メロンは水分量も多いことから、カリウムと水分を効率的に摂取できます。腎臓や心臓に問題のない犬には、大きなメリットですね。
また、メロンには「ククミン」という酵素が含まれており、食物から摂取したたんぱく質を分解して消化を助けてくれます。
このククミンには口内や舌にピリピリとした刺激を与える作用もあるので、犬が嫌がる場合は無理にメロンを与えないでください。
メロンは、人間の美容やダイエットにも効果的な果物です!女性に嬉しい成分を詳しく知りたい方は、下の記事をご覧ください!
メロンのカロリーなど、気になる情報が盛りだくさんですよ♬
人間も犬も同じ!メロンを食べる量には注意をしましょう!
犬にメロンは大丈夫?のまとめ!
- 犬にメロンは大丈夫!健康被害を及ぼすような成分は含まれていない!
- メロンと花粉のアレルゲン構造は似ている!花粉アレルギーを持つ犬は、メロンを食べないほうが無難!
- 犬に与えて良いメロンの許容量は、体重次第!理想はおやつにメロン1切れ程度に抑えること!
- メロンに含まれる栄養素は、犬にも大きなメリット!でも食べ過ぎにはご用心!
少量であれば犬にメロンを与えても問題がないことがわかりましたが、最後に1つ注意点を記載しておきます。
腐ったメロンを誤って犬に与えないように気をつけてください。
いくらメロンに犬の健康に被害を及ぼすような成分が含まれていないとはいえ、腐ったメロンは少量でも口にすれば高い確率で食中毒を起こします。
メロンは果皮が厚い果物なので、外側の見た目だけで腐っているか判断をすることは難しいです。
メロンが腐っているか見極めるにはちょっとしたコツが必要です!腐ったメロンを見分ける方法をまとめた記事を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
宮古島からの贈り物、一口で幸せを感じるメロン。
豊かな太陽と土壌で育った、甘くてみずみずしい宮古島産メロンで特別なひとときをお楽しみください。その甘さとフレッシュな香りで、忘れがたい味わいをご提供します。
\送料込み/