マンゴーの選び方って何かコツがいりますか?スーパーなどでマンゴーを購入する際に、どれにしたら良いのか毎回悩むんですよね!
美味しいマンゴーをチョイスするには、4つのポイントを抑えることが重要だよ!日常的にも役立つ知識だから、今回はマンゴーの選び方を解説するね!
美味しいマンゴーを選ぶ4つのポイント
美味しいマンゴーを選ぶには、以下のポイントを押さえてください。
- 表面のブルーム(白い粉)が落ちている
- 果皮の色が鮮やかに染まっている
- 全体的に弾力があり指で押すと柔らかさが感じられる
- 甘い香りを漂わせている
表面のブルーム(白い粉)が落ちている
表面のブルームが落ちているのが美味しいマンゴーです。
美味しいマンゴー=完熟している状態という図式があるのですが、収穫直後のマンゴーは表面がブルームと呼ばれる白い粉に覆われています。
この状態のマンゴーは、まだまだ旨味が足りない未完熟な状態ということですね。
ブルームは、マンゴーが熟成していくにつれて落ちていきます。全てのブルームが落ちた状態がマンゴーの食べ頃ということになります。糖度が高く、なめらかな舌触りが絶品ですよ。
スーパーなどに並ぶマンゴーは、比較的に収穫して間もない状態であることが多いです!店頭に置いてもすぐに購入してもらえるという保証がなく、買い手がつかないまま賞味期限が切れたら損をしますからね!
美味しいマンゴーを見極める最初のステップとして、必ずブルームの付着具合をチェックしてくださいね。
果皮の色が鮮やかに染まっている
美味しいマンゴーを選ぶポイントとして、果皮の色もチェックしてください。
マンゴーの果皮といえば赤や黄色、緑色などが印象としては強いですが、未完熟なマンゴーは表面をブルームが覆っているため、全体的にやや白っぽい色合いをしています。
その状態から熟成が進むことでブルームが落ち、皆さんの知っている美しい果実へと変身するのです。
例えばリンゴのような見た目をしているアーウィン種のアップルマンゴーであれば、その名のとおり果皮が鮮やかな赤色に染まっていると完熟している確率が高いです。
確率が高いという表現を用いたことには、理由があります。近頃は未完熟なマンゴーであっても、ボイラーなどを使用して人工的に色付けをして見栄えを整えるケースがあるからです。
マンゴーの果皮は完熟した色をしていても、中身が未熟な状態では果肉が固く甘みも足りません。つまり美味しいマンゴーとはいえないということです。
消費者からすれば非常にややこしいのですが、鮮やか色合いの果皮=完熟しているという先入観だけで判断するのは危険ということです!
果皮の色というのは美味しいマンゴーを見分ける上で重要な判断基準となりますが、他のチェックポイントと併せて判断することが大切ですね。
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宮古島産のアップルマンゴーは、非常に質が高く海外でも人気があります。日本を代表するフルーツの1つなんですよ。
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全体的に弾力があり指で押すと柔らかさを感じる
美味しいマンゴーは手に持つと全体的に弾力があり、指で押すと適度な柔らかさを感じることができます。
未完熟なマンゴーは果肉の繊維質がしっかりしているので、その状態で食べたとしても、マンゴー特有の口の中でとろけるような食感を味わうことができません。
未完熟なマンゴーを食べ頃にまで熟成させることを「追熟」といいます。追熟期間を得ることでマンゴーが柔らかくなり、甘みなどの旨味成分がぎゅっと凝縮されるのです。
果肉の固いマンゴーを追熟させることで生で食べるだけではなく、ケーキやパフェなどのスイーツとして利用することができます。
マンゴーの美味しい食べ方を知りたい方は、下の記事をご覧ください。
注意点として、スーパーなどに並ぶマンゴーを指で押すと怒られる可能性があります。商品が傷つく可能性があるので、当然の反応ではありますよね。
マンゴーの柔らかさを試したいなら、必ずお店の人に許可をもらってくださいね!
弾力や柔らかさを確かめるのは、美味しいマンゴーを見分ける上で非常に信憑性が高い方法なのでおすすめです。
甘い香りを漂わせている
美味しいマンゴーは香りが強く、鼻を近づけると甘い香りを漂わせています。
収穫直後の未完熟なマンゴーは旨味成分が不足しているので香りが非常に弱いですが、追熟期間を経て熟成させることで、甘く魅惑的な香りを発するようになるのです。
こちらもスーパーなどで実践できるか不安に思う方がいると思います。
お店で手に持った果物を鼻に近づけるのは、あまり行儀が良いものではありませんからね!周りのお客さんも不快に思うかもしれません!
その心配は無用です。完熟した美味しいマンゴーはかなり強く甘い香りを放ちますので、そこまで鼻を近づけなくとも匂いを感じることができます。
逆にいえば、近い距離まで鼻を近づけないと香りがしないマンゴーは、まだまだ熟成期間が足りないということですね。
熟成期間が足りなくても、自宅で追熟させれば問題ありません。すぐに食べる予定がない場合は、あえて未完熟なマンゴーを選ぶのも1つの方法でしょう。
マンゴーの追熟には、常温保存が基本など幾つかのルールがあります。詳しく知りたい方は、下の記事をどうぞ。
選んではダメなマンゴーの特徴
選んではダメなマンゴーの特徴は、以下のとおりです。
- 表面にキズがある
- 果皮に黒い斑点がある
- 手に持ったときにブヨブヨとした感触がある
美味しいマンゴーの選び方があるように、食べ頃を過ぎたり品質に問題のあるマンゴーを回避する方法もあります。
こちらも美味しいマンゴーを選ぶ上で重要なチェックポイントなので、覚えておいてくださいね!
表面にキズがある
マンゴーの表面にキズがあるものは、中の果肉まで傷んでいる可能性があるので注意してください。
果肉が傷むと酸化が早く進んでしまうので、通常よりも早く賞味期限を迎えてしまいます。
表面にキズがあるマンゴーを「訳アリ」商品として安く販売している場合があります。もし購入した場合は、追熟期間には十分に注意をしてください。通常よりも傷みが早いので腐ってしまう可能性があります。
表面にキズのあるマンゴーはあまり放置期間を置かず、なるべく早く召し上がってくださいね。
果皮に黒い斑点がある
果皮に大きな黒い斑点があるものは「炭疽病(たんそびょう)」が進行している恐れがあります。
マンゴーの炭疽病は、葉・果房・果実を犯す菌で果皮に黒い斑点が出現するのが特徴です。この病斑は次第に大きくなっていき、果肉を腐らせたり品質の低下を招いてしまうのです。
黒い斑点自体はマンゴーをカットするときに一緒に切り取ってしまえば問題はありませんが、マンゴーの傷みが早くなってしまうので注意してください。
矛盾していますが、実は果皮に出現する黒い斑点はマンゴーが食べ頃を迎えたという目安でもあります!
ややこしい話ですが、食べ頃に完熟したマンゴーには炭疽病が出現するのです。
未完熟の若いマンゴーには、炭疽病が出ません。
そのため、果皮に黒い斑点が出たのを合図にマンゴーを食べるという方法もあるのですよ。
大切なのは黒い斑点の大きさと、出現したらすぐに食べるということです。放置すれば病状が進行して黒い斑点が大きくなり、マンゴーの品質に問題が生じます。
スーパーなどでマンゴーを購入する際は、表面に大きめの黒い斑点があるものは避けたほうが無難ですよ。
手に持ったときにブヨブヨとした感触がある
マンゴーは柔らかくなることでとろけるような味わいを堪能できますが、それにも限度があります。
手に持ったときにブヨブヨと柔らか過ぎるマンゴーは、中で果肉が腐っている可能性があります。
誤って腐ったマンゴーを食べてしまうと、食中毒を引き起こす可能性があります。
マンゴーは柔らかい果肉が特徴のフルーツですが、あまりに柔らか過ぎるものは注意してくださいね。
収穫時に美味しマンゴーを選ぶ方法
収穫時に美味しいマンゴーを選ぶ方法は、以下のとおりです。
- 表面がブルーム(白い粉)に覆われている
- 果皮が全体的に赤紫色
マンゴー農家の中には、農園の中に入って収穫体験ツアーを実施しているところがあります。
観光客にはとても人気のある企画ですが、農家としてもマンゴーの栽培について知ってもらう貴重な機会ですね。
こういったときに美味しいマンゴーを収穫することができれば、お得ですよね。
農家によっては収穫するマンゴーのポイントを教えてくれる場合もありますが、自分で知っておいて損はない知識ですよ!
表面がブルーム(白い粉)に覆われている
食べ頃の美味しいマンゴーはブルームが落ちた状態だとお伝えしましたが、実は収穫時はブルームをたくさん纏っているマンゴーを選ぶことが重要です。
なぜなら、ブルームとはマンゴーが水分の蒸発を防ぐために自ら出しているものだからです。
つまりブルームをたくさん纏っているマンゴーは、水分量が豊富で美味しいということなのです!
自ら水分量を調節することで、果汁が多く、みずみずしいマンゴーへと成長してくれますよ。
また、ブルームにはマンゴーを病気から守るという役割もあるので、マンゴーの健康を保つことにも一役買っています。
果皮が全体的に赤紫色
例えばアップルマンゴーの場合、収穫時の果皮は「赤」というより、少し紫かかった「赤紫色」をしています。
この色をしているマンゴーは美味しい証なので、優先的に収穫したいですね。
アップルマンゴーは、収穫後に追熟することで真っ赤な果皮へとドレスアップするのです。
上手に追熟できたら、保存方法にも気を使ってください!完熟後のマンゴーは、あっという間に賞味期限を迎えてしまいますからね!
美味しいマンゴーを選ぶにはじっくり観察することが重要!
マンゴーの選び方!
- 美味しいマンゴーは、表面のブルームが落ちている!白いドレスを脱ぎ去ることで美味しさの本番を迎える!
- 赤いドレスを纏ったアップルマンゴーは、まさに魅惑の果実!果皮の色も重要なチェックポイント!
- 固いマンゴーは、まだまだ未完熟!表面が柔らかくなれば、果肉もとろけるような食感に早変わり!
- 美味しいマンゴーは、香りが違う!濃厚な甘みは、舌だけじゃなく鼻でも味わえる!
美味しいマンゴーを選ぶには、ポイントを抑えてじっくり観察することが重要です。
地域によってマンゴーには旬な時期というものもあります。
旬な時期であってもマンゴーの食べ頃は見極める必要がありますので、ぜひ今回ご紹介した知識を実践してみてください!
ひとくちで、夏の宮古島へ。
南国特有の環境で育まれたマンゴーは、その絶妙な甘さとジューシーさで一度食べたら忘れられません。宮古島の太陽の恵みをたっぷりと受けた宮古島産マンゴー。その甘さ、風味、果汁の豊かさに驚きを。
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今年の販売は終了しました!