マンゴーを美味しく食べるには追熟が欠かせないと聞きましたが、具体的にはどうやれば良いのですか?
マンゴーの追熟にはいくつかのポイントがあるんだよ!マンゴーの追熟方法について解説をするから、ぜひ参考にしてね!
マンゴーの追熟方法
マンゴーの追熟方法は、以下のとおりです。
- マンゴーを箱から出して1つ1つ丁寧に新聞紙で包む
- 風通しの良い場所で常温保存する
- 食べ頃まで追熟したら冷蔵保存で熟成をストップさせる
どの工程もマンゴーを美味しく熟成させるには欠かせません!追熟に失敗しないためにもしっかりチェックしてくださいね!
マンゴーを箱から出して1つ1つ丁寧に新聞紙で包む
贈り物としても人気のあるマンゴーは、豪華な桐箱などに入れられてくる場合がありますよね。
見た目的にも高級感があるのでついついそのままの状態で保管したくなるのですが、マンゴーは必ず箱から出してください。開封せずに保管すると、マンゴーの熟成具合がチェックできません。
マンゴーのチェックができないことで食べ頃を過ぎてしまったり、傷みに気づかない恐れがあります。生ものですので賞味期限には十分に注意する必要があります。
箱から出しだマンゴーは、乾燥を防止するために新聞紙で包んでください。
マンゴーは果皮が薄く乾燥が弱点なので、この工程は必須ですよ!外部から虫が寄ってくるのを防ぐ役割もあります!
風通しの良い場所で常温保存する
マンゴーは必ず常温で保存をしてください。なぜなら、冷蔵保存してしまうと追熟が進まずいつまで経っても食べ頃にならないからです。
保存場所はキッチンやリビングなどで大丈夫ですが、直射日光やエアコンの風に当たるとマンゴーが傷んでしまうので注意してください。日陰で風通しの良い場所が理想的です。
マンゴーの下に布やペーパータオルを敷いておくと、熟成して果肉が柔らかくなっても形が崩れにくいですよ!
食べ頃まで追熟したら冷蔵保存で熟成をストップさせる
追熟期間中は、マンゴーの状態を最低1日1回は確認してください。
収穫直後のマンゴーが完熟に至るまでの目安は約1週間ですが、保存環境によって追熟期間は異なります。マメにチェックしてベストな食べ頃を見極める必要があるのです。
マンゴーは食べ頃になると表面の白い粉が消えるなどいくつかのサインを発します!詳しくは、美味しいマンゴーの選び方を特集した記事をご覧ください!
マンゴーが完熟したら、それ以上熟成が進まないように冷蔵保存に切り替えます。
具体的な手順は、以下のとおりです。
- 乾燥防止のため乾いたペーパータオルでマンゴーを包み、濡らした手で全体的に水をつけて湿らせる
- マンゴーをポリ袋に入れて口を縛り、野菜室に入れる。
冷蔵なら約5日程度の保存が可能です。なるべく早く召し上がってくださいね。
注意点としては、必ず野菜室でマンゴーを保存してください。アーウィン種のアップルマンゴーなどは7℃以下の環境で保存すると低温障害を引き起こす危険性があります。
低温障害を起こすとせっかく鮮やかな色に染まったマンゴーに黒い斑点が出現したり、甘みが落ちてしまうなど品質そのものを低下させてしまう恐れがあるのです。
冷蔵庫での保存が不安な方は、8℃程度の日陰で涼しい場所で保管すると良いですよ!マンゴーは外気温が8℃に近くなるほど熟成が遅くなりますので!
マンゴーの美味しい食べ方として、切り方にもこだわってみましょう。
マンゴーは色鮮やかな美しい果物ですので、飾り切りなどカット方法を工夫することで舌だけでなく目でも味わうことができますよ。
マンゴーの品種によって追熟期間は変わる?
マンゴーは、品種によって追熟期間が変わります。
理由としては、品種によってマンゴーの大きさが異なることなどが挙げられますね。
例えば「幻のマンゴー」と呼ばれるキーツマンゴーは、一般的なマンゴーの大きさが50~500gであるのに対し、その実を400g~2㎏にまで成長させるというのだから驚きです。
果実そのものの大きさが異なれば、当然ながら果肉や果汁の量も変わってきます!そのため、サイズの大きいマンゴーは、追熟に時間が掛かる傾向にありますね!
一般的なマンゴーの追熟期間は約1週間ですが、キーツマンゴーは約12~14日間の追熟期間を要します。
このようにマンゴーは品種によって何日追熟させるか異なるので、マメに状態をチェックしてください。食べ頃の見分け方に関しては、品種によって変わることはありません。
ちなみに、緑色の果皮を持つキーツマンゴーが「幻のマンゴー」と呼ばれるのは、生産量の少なさが関係しています!収穫時期が短いから生産している農家の数自体が少ないんですよね!
唯一キーツマンゴーが手に入りやすい地域が沖縄県の宮古島です!それでも頻繁に出回るわけではないですけどね!販売しているのを見つけたらラッキーです!
キーツマンゴーの直売所はネット通販にも対応しているので、食べてみたい方はこまめに公式サイトを覗いてみてください。
運が良ければ、濃厚な甘さと芳醇な香りのマンゴーを堪能することができますよ。贈り物としても喜ばれるでしょうね。
みんなが笑顔に!宮古島の太陽の恵みを受けたマンゴーで、暑い夏にひんやりデザートはいかがですか?今年のマンゴーは一味違います♪おかげさまで今年はすべて販売完了してしまいました!
マンゴーの追熟を早める方法はある?
マンゴーの追熟を早める方法はあります。
裏技的な方法ですが、「エチレンガス」を利用することでマンゴーの追熟を早めることができるのです。
エチレンガスとは、野菜や果物が分泌する植物ホルモンの1種です。果物が熟成して柔らかくなる過程にエチレンガスは欠かせません。マンゴーの他にもバナナやメロンなどがエチレンガスの生産量が多いことで知られています。
名前に「ガス」とついていますが、人体に悪影響はないのでご安心ください!ただ可燃性ではあるので、あまりに高濃度になった場合は近くで火器を使うのは控えてくださいね!
エチレンガスを利用して追熟を早める方法は、非常にシンプルです。
大きめのポリ袋などに複数のマンゴーを入れて口を縛るだけです。こうすることでマンゴーが発するエチレンガスが袋内に充満し、熟成を早める効果があるのです。
さらに熟成を早めたいのなら、バナナやメロンといった果物も一緒に袋に入れてください。お互いが発するエチレンガスに反応して熟成が早まりますよ。
注意点としては、袋の口を縛ることでカビが発生しやすくなります。フルーツは生ものなのでカビが発生すると食べられなくなる可能性があるんですよ。
そこまで追熟を急がないのであれば、袋の口は縛らずに空気を循環させるようにしてください。これでも通常より十分に熟成を早めることができますのでご安心を。
マンゴーの追熟に失敗しないためには食べ頃を見極めるのが重要!
マンゴーの追熟方法!
- マンゴーの追熟は常温保存が基本!乾燥防止で新聞紙に包んだら風通しの良い日陰に置いてね!
- 完熟したマンゴーは冷蔵保存で熟成をストップ!低温障害を警戒して必ず野菜室へ!
- マンゴーは、品種によって追熟期間が違う!サイズが大きいキーツマンゴーは、追熟期間も約2倍!
- エチレンガスを上手に活用すれば、追熟を早めることが可能!カビの発生にご用心!
収穫直後のマンゴーは果肉も固く甘みも足りませんが、追熟期間を経ることで濃厚な甘みと柔らかな果肉を持つ極上のフルーツへと進化をします。
また、マンゴーには旬な時期というものがあり、地域ごとに最も美味しい季節が違ってきます。
どうせなら旬のマンゴーを購入してください!追熟明けの美味しさも倍増ですよ♬
自分が住んでいる地域の旬なマンゴーを食べてみるのいいですし、各地域のマンゴーを食べ比べしてみるのも面白いですね!あなただけのお気に入りを探してみてください!
ひとくちで、夏の宮古島へ。
南国特有の環境で育まれたマンゴーは、その絶妙な甘さとジューシーさで一度食べたら忘れられません。宮古島の太陽の恵みをたっぷりと受けた宮古島産マンゴー。その甘さ、風味、果汁の豊かさに驚きを。
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