メロンは追熟しないと食べ頃になりませんけど、何日くらい追熟させればいいのですか?
いい質問だね!とても重要なことだからメロンの追熟期間について解説をしていくね!
メロンの追熟期間は?
メロンの追熟期間は、収穫から約1週間ほどです。
品種によって細かい期間が異なってくるので、こまめにメロンの変化を観察し、ベストな食べ頃を見極めることが重要ですね。
メロンの食べ頃の見分け方は、以下の記事で詳しく解説をしています。素人でも簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
追熟を行う際はメロンをカットせず、そのままの状態で常温保存をします。
その際、以下の点に注意をしてください。
- メロンの保存場所は直射日光やクーラーの風が直接当たらない日陰
- 室温は20~25℃がベスト
夏の暑い時期は室内の温度が上がりやすいので、エアコンで冷やした涼しい場所でメロンを保管してくださいね。
贈り物としてメロンを貰った場合、必ず箱から出して風通しを良くしてください。箱の中は湿気がこもりやすいのでメロンの傷みが早くなってしまいます。
未熟なメロンを冷蔵庫に入れて保管をすると追熟を遅らせることになります!日持ちさせる目的であればアリですが、追熟させたいなら常温保存を心掛けてください!
順調に追熟すれば、メロンの香りと旨味がぎゅっと濃縮されます。
濃厚な甘さと、とろけるような味わいは、まさに至福の時間と言えるでしょう!
メロンの上手な追熟方法
メロンの上手な追熟方法は、以下のとおりです。
- メロンの向きを時々変える
- 追熟を早めるポリ袋に入れる
メロンの追熟は常温保存が絶対的なルールですが、ただ置いておくだけでは芸がありません。
置き方などちょっとした工夫で追熟期間を早めたり、甘みを隅々まで行き渡らせることができます。
あまり知られていない裏技的な方法ですね!詳しく解説をしていきましょう!
メロンの向きを時々変える
追熟期間中はメロンの向きを変えてあげることで、甘い果汁がメロン全体にバランス良く行き渡ることができます。
一般的にメロンを置くときは、下の画像のようにヘタ(つる)の部分を上にして置きますよね?
ヘタを上にしてメロンを置くと果汁が上から下へと落ちていき、メロンの下側は時に糖度が高くなる傾向にあります。
この特性を生かしたメロンの切り方に「横切り」というものがあります。メロンの下半分を楽しむときに最適な切り方なのですが、詳しく知りたい方は下の記事をご覧ください。
追熟期間中にメロンの向きを変えてあげることで、通常は下に落ちていく果汁をメロン全体に分散させます。
こうすることによって、メロンのどの部分を食べても糖度が高く、濃厚な甘みを堪能することができるというわけです。
メロンの下半分に甘みを集めてお客様にお出しするというおもてなし方法もありますが、やっぱり自分で食べる部分も甘くしたいですよね♬
追熟を早めたいならポリ袋に入れる
メロンをポリ袋に入れることで、追熟期間を早めるという裏技もあります。
あまり知られていませんが、メロンはエチレンというガスを発生させるフルーツです。
エチレンガスとは、野菜や果物が分泌する食物ホルモンの一種です。自らの熟成を促すという重要な働きを持っており、野菜や果物に欠かすことのできないものです。
追熟期間を早めるには、このエチレンガスを利用します。
メロンをポリ袋に入れておくことで袋の中にエチレンガスが溜まり、メロンの熟成が早く進むというわけです。
この方法を実行する場合は、こまめにメロンの熟成具合をチェックしてください。油断するとあっという間に熟れ過ぎてしまいます。
メロンにカビが生えたときの対処法3選!
メロンにカビが生えたときの対処法は、以下の3つです
- カビかゴミか見極める
- メロンをカット前ならカビを根本から切除する
- カットしたメロンにカビが生えていたら全て処分する
意外に思われるかもしれませんが、メロンの追熟期間中にカビが生えてしまうというケースは多く発生します。
例えば梅雨のジメジメした時期は湿気がこもりやすいので、追熟期間中に常温保存していたメロンにカビが生えるというケースが多発します。
要するに保管場所や室温に問題があるということです!カビが生えてしまった場合の対処訪を詳しく解説していきますね!
カビかゴミか見極める
カビの生え始めというのは、意外にもカビなのかゴミなのか判断が難しかったりするのです。
迷った際は、以下のポイントをチェックしてみてください。
- メロンがカビ臭い
- 該当部分に指で触れるとヌルヌルしたりする
カビを吸い込むと危険なので、間違っても該当部分に鼻を近づけて匂いを嗅がないでください。
カビは白いフワフワしたものや、黒いスス状のものまで種類は様々です!
メロンをカット前ならカビを根本から切除する
メロンをカットする前、つまり果皮の部分にカビが発生しているパターンならまだ手遅れではありません。
このケースであれば、カビを根本から切除することで残った部分は食べることができます。目安としてはカビが生えている部分から5センチほど切り取るといった感じですね。
安全を考慮してしっかり切り取ってください!食いしん坊の私でも慎重になるんですから、皆さんも気をつけてくださいね!
カットしたメロンにカビが生えていたら全て処分する
問題はメロンをカットしたら果肉部分にカビが生えていた場合です。
理想的なのは、カビが生えている範囲に限らず、メロンを丸ごと処分することです。
なぜなら、目に見えていない部分にもカビが侵食している恐れがあるからです。
目に見えるカビというのは、あくまで増殖して集合体になった部分だけです!目に見えないカビ、つまり胞子はメロンのどの部分に付着しているのか判断が難しいんですよ!
カビの中には毒性のあるものや、吸い込んだり食べてしまうことでアレルギーを発症させるものがあります。絶対に吸い込んだり口に入れるのは止めましょう。
このように、気づかないうちに口の中に入ってしまうケースは意外と多いのですよ。
果肉ではなく種にカビが発生しているケースもあります。
通常よりも種が黒くなっているのがわかりますか?
この程度であれば切り取ってしまえば問題ないと思うでしょうが、それは甘いです。メロンよりも甘い考えです。
先にお伝えしたとおり、カビの胞子がどこに付着しているのはわかりません。後ろ髪を引かれるでしょうが丸ごと捨ててください。
せっかくのメロンを丸ごと捨てるなんて真っ平ごめんです!こんな事態にならないように、保管場所や室温など追熟の条件を守り、美味しく安全にメロンを熟成させましょう!
食べきれない場合は冷凍保存しよう!
食べ切れずに余ったメロンは、冷凍保存することをおすすめします。
メロンを冷凍保存することで、追熟を終えて食べ頃を迎えても約1ヶ月ほどの長期保存が可能ですよ。
メロンを冷凍保存する方法やメリットをまとめた記事を載せておきますので、ぜひ併せてご覧ください。
追熟期間中はカビにご用心!
メロンの追熟期間まとめ!
- メロンの追熟期間は、収穫から常温保存で約1週間!
- 追熟期間の冷蔵保存は、熟成が遅れるのでNG!追熟を遅らせたいならOK!
- 追熟期間中にメロンの向きを変えると甘みが全体に行き渡る!
- 追熟期間を早めたいなら、メロンをポリ袋に入れよう!エチレンガスを上手に利用して!
追熟期間中は、メロンにカビが生えないように注意をしてくださいね!メロンを丸ごと処分するなんて、宝をドブに捨てるのと一緒ですからね!
カビは、メロンを腐らせる元でもありますからね!メロンが腐ったらどうなるか気になる方は、以下の記事を参照してください!誤って口にしないための注意点などをまとめてあります!
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