メロンの産地ってたくさんあるんですか?
かなりの数があるね!せっかくだからメロンの産地を解説しようか!地域によってメロンの特徴も変わるから良く聞いてね!
メロンの産地はどこ?
メロン産地を全てご紹介するのは難しいので、今回は特に有名な生産地5選をお届けしますね。
メロンの有名産地5選は、以下のとおりです。
- 茨城県
- 熊本県
- 北海道
- 静岡県
- 沖縄県宮古島
有名産地は高級メロンを栽培しているので要チェックですね!それでは詳しく解説をしていきましょう!
茨城県
茨城県はメロン生産量ランキングの順位で、23年連続1位を獲得している「メロン王国」であることをご存じでしたか?
全国シェアは、約23%を誇っています。
メロン栽培に適した条件には、以下のようなものがあります。
- 水はけのよい土地
- 1年を通じて温暖な気候
茨城県はこの条件を満たしていることからメロン栽培に大きな力を入れているのです。
各産地のメロンの旬な時期を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。地域別にメロンの旬な時期を一覧表でまとめてあります。
茨城県のメロンといえば、特徴的なネーミングの「イバラキング」ですね!
イバラキングは茨城県のオリジナル品種で、「メロンの王様になって茨城県の顔になってほしい」という願いがこめられています。
開発段階では高級なアールスメロンを父親とし、約4万個体の中から選んだ母親メロンと約400通り以上の組み合わせを試すなど、とてつもない試行錯誤の成果物としてイバラキングは誕生しました。
濃厚な甘みに加えて、日持ちが良いというメリットもあります。
王様の名に相応しい美味しいメロンですよ♬
熊本県
熊本県はスイカの生産量で日本一ですが、実はメロン栽培に関しても代表的な土地です。
熊本県は夏はうだるように暑く、冬は凍えるように寒いという盆地特有の気候に包まれています。この寒暖差というのが果物を育てるにあたり重要になってきます。
メロンは日中に日光を浴びて光合成を活発に行い、気温の下がる夜はエネルギー消費を抑制するように自動で調整します。このサイクルによって蓄積された栄養分が糖分へと変換され、甘いメロンが育つのです。
土壌も水はけが良いことから、熊本県はメロン栽培に適した地域ということになります。
そんな熊本県には、「メロンドーム」という一風変わった施設があるのをご存じでしたか?
めちゃめちゃメロンですよね!当然メロンが売られていますが、他にも野菜や果物、スイーツなどが販売されていますよ♬
メロンドームでは「七城メロン」という品種が販売されていますが、今回ご紹介するのは熊本県が代表する高級ブランドメロン「肥後グーリン」です。
網目(ネット)が特徴的でわかりやすいですね!
種が少なく肉厚な果肉が特徴で、比較的に日持ちが良いのも嬉しいですね。
メロンは正しい方法で保存しなければ、すぐに傷んでしまいます。メロンの保存方法についてまとめた記事を載せておきますので、ぜひ併せてご覧ください。常温保存や冷蔵庫の活用など役立つ情報が満載です。
北海道
広大で自然豊かな土地である北海道。寒暖差の大きい北の大地も国内有数のメロン産地なのですよ。
北海道といえば、じゃがいもやとうもろこしなどイモ類を思い浮かべる方が多いと思いますが、熊本県と同様に一日の寒暖差を生かした方法でメロンを栽培しています。
昼間は光合成で養分を蓄え、夜はエネルギー消費を可能な限り抑えます。こうすることによって、日中蓄えた養分を夜に使い切ることなく糖分へと変換することができるのです。
北海道も水はけのよい土壌なので、メロン栽培に適した土地です。広い土地と寒暖差を利用することで高品質なメロンを育てています。
そして、北海道を代表するメロンといえば、やはり「夕張メロン」でしょう。
贈り物としても有名な高級メロンですね!
果肉の色が非常に特徴的ですね。果皮に近い部分は黄緑色で、種に近づくにつれて濃いオレンジ色になっていきます。
SNS映えするメロンですよね!オシャレさんです♬
静岡県
お茶とみかんのイメージが強い静岡県も、実はメロンの生産地としては有名なのです。
一年を通じて温暖な気候に包まれた静岡県では、これまでのノウハウを生かした温室栽培技法でメロンを育てています。
静岡県のメロンは種まきから収穫までの間、ガラスの温室で栽培をします。ガラス栽培のメリットは日光を遮る心配がないので、メロン全体にバランス良く光が当たることです。
ガラス温室でメロン栽培を行うことで、年間を通していつでもメロンを出荷できるシステムを構築しているのです。
そんなガラス温室で栽培されたメロンといえば、誰もが一度は名前を聞いたことのある「マスクメロン」でしょう。
こちらもお中元シーズンなどは定番の贈り物ですね!
果汁が多くさっぱりとした味わいは絶品ですね!
沖縄県宮古島
最後にご紹介するのは、沖縄県宮古島です。
実は宮古島は、メロンの産地としてはそれほど有名ではありません。
どちらかと言えば「マンゴー」が有名ですね!沖縄県はマンゴーの生産量が日本一で、その中でも宮古島産のマンゴーは絶品な高級果実として多くの人々に愛されています。
では、なぜ今回宮古島をご紹介するかというと、メロンの「品質」と「コスパ」が非常に優れているからです。
なるほど!「品質」と「コスパ」ですか!まずは品質から教えてください!どのように優れているのですか?
メロンの品質を保つ上で重要なのが、メロンという果物を栽培するのに適した土地であることです。
宮古島という土地では、以下の点がメロン栽培に適しています。
- 水はけの良い土壌
- 宮古島を形成する「琉球石灰岩」は、ミネラルやカリウムを豊富に含んでいる
- 冬の温度が15~25度と温暖なのでメロン栽培に適した気候である
- 大自然の恵みをふんだんに受けることで糖度が高くなる
美味しいメロンが育つ条件を全て満たすだけでなく、土自体に栄養が豊富なので、甘くて香りの高いメロンが栽培できるってことです!
そして消費者目線で最も重要な「コズパの良さ」です。
先にご紹介した有名な高級メロンは、味だけでなく価格もやはり高級です。
1玉数千~数万円することもあり、一般の方はなかなか手を伸ばしにくいのが現状です。
だからこそ高級ブランドメロンというのは、贈り物として重宝されます。メロンが高級フルーツの代名詞であるのには、こういった理由があるのです。
宮古島産の赤肉メロンは、有名産地のメロンに負けず劣らずの品質を保っているのにも関わらず、価格が安いのが特徴です。
個体差もありますが、1玉2,000~3,000円で購入できるのは驚きですよね。
高級メロンは温室で栽培されているものがほとんどですが、宮古島の温暖な気候であれば低コストでメロンを栽培できるのです。
また、地域の直売所を利用すればさらに安く高品質なメロンを購入できますよ。
宮古島なんて遠くて行けない、と嘆いている方もご安心ください。
直売所は、通販でのメロン販売も行っています。いつでも手軽に最強のメロンをお取り寄せできるのでおすすめですよ。
贈り物でも、自分用でも、好きなように使えますね♬安くて美味しいが正義なのです!
メロン好き必見!宮古島のプレミアムメロンをご自宅にお届けします。さあ、甘い誘惑に身を委ねて、特別な一日を。
メロンは地域によって味が変わるの?
メロンは、地域によって味が変わります。
味だけでなく果肉の色や表面の模様、口当たりもさっぱり系かコクがある系かなど様々です。
メロンは、非常に品種の多い果物です。生産地によって栽培されている品種が違うので、当然特徴も変わってきます。旅行などで初めて訪れた土地でメロンを食べてみるのも面白いですね。
どの地域のメロンが一番好きか確かめるために全国のメロンを食べ尽くすのが私の夢です!いや、全国ではなくて全世界か・・・?
日本でどのようなメロンが売られているのか気になる方は、以下にメロンの種類をまとめた記事を載せておきますので、ぜひ併せてご覧ください。
メロンの品種名で産地が外国とは限らない
メロンは海外でも栽培されている果物ですが、品種名から受ける印象で生産地を外国と断定することはできません。
例えば「アンデスメロン」という品種があります。この名前から連想する生産地はどこですか?
もちろん「アンデス山脈」でしょう!これしかありません!正解ですか?
残念ながら間違いだよ!
アンデスメロンの原産地は、日本の神奈川県横浜市にある種苗会社です。
なぜアンデスメロンなどという海外を連想させる名前にしたかというと、これには冗談のような実話があります。
新しく開発された品種の名前は、その特徴をよく掴んで名づけることが常識とされています。
そこで当時アンデスメロンを開発した担当者は、必死に特徴を考えました。
その結果は、以下のとおりです。
- たくさん生産できるので生産者は「安心です」
- 価格を安く抑えることができるので販売者も「安心です」
- 味も美味しいので消費者も「安心です」
この「安心です」というワードを省略可して「アンデス」とし、メロンとくっつけて「アンデスメロン」としたわけです。
・・・。
ちょっと!気持ちはわかるけど何か突っ込んでよ!と、とにかくこのネーミングは意外なことに急速に普及して、安くて美味しい「大衆メロン」として愛されることになったんだよ!
ちなみに、「プリンスメロン」も王子様が作ったメロンではありませんのであしからず。
有名産地のメロンはやっぱり格別!
メロン産地のまとめ!
- 有名産地5選は、茨城県・熊本県・北海道・静岡県・沖縄県宮古島!
- 宮古島産のメロンは、「高品質」で「コスパ良し」の最強メロン!
- 生産地によってメロンの味が変わるので、食べ比べたら面白い!
有名産地のメロンはそれだけ栽培技法が優れており、生産者1人1人が仕事に誇りを持っています。
その職人としての苦労がメロンを甘く美味しく育ててくれるのです。
産地だけでなく、美味しいメロンを見分ける方法を知っておくと便利ですよ!美味しいメロンを見分ける方法をまとめた記事を載せておきますので、ぜひ参考にしてください。
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