あしたの農業さんの「パクチー、ショウガ、かぼちゃ、葉野菜」

生産者の声

農業生産法人 ㈱あしたの農業 代表 岡田雄二さん (平良地区)

カンタン♪手間ナシ♪そのままポン!
サラダパクチー

<岡田さんプロフィール>
主な農産物:ショウガ、かぼちゃ、葉野菜

今まで誰もやらなかったことにこだわり続けたい“あしたの農業”を作りましょうというコンセプトと、農業分野の機械化は特に遅れているからこそ、できるだけ省力化農業をめざしてこの会社を作りました。

宮古島で農業をはじめたきっかけ

岡田さんは、宮古島でマンゴー栽培がしたくて来島。現在は、かぼちゃ300t程度の取り扱いと葉野菜類の生産販売を行っています。「たいがい失敗が多いですがね(笑)」と大きな夢と日々の挑戦を気負うことなく、淡々と話して下さいました。

現在の生産は「パクチー」

あしたの農業さんの「パクチー、ショウガ、かぼちゃ、葉野菜」

パクチーは、パクチー専門レストランも出来るほど、人気急増中の葉野菜。

一言でパクチーといっても300種類もあるそうで、あしたの農業ではヨーロピアン系のサラダパクチーに取り組んでいます。

かぼちゃ同様に販売者のリクエストを受けてからの生産。そのため、本人としては、実のところ香りの強いパクチーは苦手なようです。

省力化農業への挑戦

現在の栽培面積は、30アールですが、ピーク時には50アールほどまでに。堆肥、播種、植え付け、かん水チューブを使わない散水方法、防除散布、刈り取り、選別まで、すべての工程に機械が何かしら関わっています。

省力化農業を目指している岡田さんは、「出来るだけロボット化したい。新しいものを導入し、人間にしか出来ないところとすみ分けたい。GPSの精度向上に伴うGPSを活用したトラクター作業も将来の夢の一つ」だと語っています。

今後、農業の高齢化が進んでいく中「あしたの農業」の省力化は、注目したい実例の数々です。

宮古島で誰も作ったことがない作物。誰もが思いつかなかった商品。次々と変化していく様が面白い、あしたの農業に今後も期待せずにいられません。

あしたの農業さんの「パクチー、ショウガ、かぼちゃ、葉野菜」

葉野菜を刈り取る機械

あしたの農業さんの「パクチー、ショウガ、かぼちゃ、葉野菜」

播種の機械(左側)と(播種の動画

あしたの農業さんの「パクチー、ショウガ、かぼちゃ、葉野菜」

散布機(ホースが伸びる)(動画

あしたの農業さんの「パクチー、ショウガ、かぼちゃ、葉野菜」

あしたの農業 会社のマークは戦国時代の異端児・織田(信長)家の家紋から。

あしたの農業さんの「パクチー、ショウガ、かぼちゃ、葉野菜」

商品に付いているシールは、ショウガを広めた大航海時代のヴァスコ・ダ・ガマ。

※機械動画に関心のある方は、あしたの農業FBでも動画紹介しています。