浜口水産 代表の濵口美由紀さんとご主人の博至さん
とにかくカツオにこだわりたい!
今日も元気に島の駅までご夫婦で納品に来て下さった浜口水産の社長、濵口美由紀さんとご主人の博至さん。
取材をさせて頂きたいと依頼した所、魚の水揚げがあるとの事で、初の水揚げ見学&工場見学させて頂きながらインタビューしてきました!
――兵庫県で浜口水産を経営していたそうですが・・
神戸市場で夫(濵口博至さん)が浜口水産を営んでいて、当時は仲買人をしていたの。
――なぜ宮古島へ?
まだ宮古に移住する5年程前に、旅行で石垣島に行って、居酒屋でカツオの刺身を食べたんだけど・・・その時食べたカツオの味が衝撃的だったの!丁度その場に伊良部島出身の方が同席していて、「カツオなら伊良部島が本場だよ!」と誘われたのがきっかけ。その後、伊良部のカツオを食べてコレだ!と確信して。
そして平成27年1月30日の伊良部大橋開通とともに伊良部島に移住して、その年の6月3日に浜口水産を私(濵口美由紀)の名前で始めて、今に至ります。
――現在販売されている商品は、全てカツオの加工品ですよね。
全国色々な所でカツオは食べた事があったんだけど、やっぱり宮古のカツオは全然違う。だからとにかくカツオにこだわりたいと思って。
鰹ちゅう汁なんかは伊良部に昔から住んでる人に聞くとみんな飲んでいたと言っていて、伊良部のソウルフードなんだよね。だからやっぱりそれを伝えていきたいなと思って作りました。無添加で、素材の味そのままでシンプルイズベスト!
――お薦めの食べ方を教えてください。
『とびだい(削り節)』
“とびだい”とは7kgを超える大物のカツオの事。
味も風味も絶品なんだけど、やっぱり炊き立てのごはんと一緒に醤油をかけて食べるのが1番オススメ!
『鰹ちゅう汁』
お湯を注いで飲むのも美味しいんだけど、ウェイパー(中華調味料)と混ぜて「味噌ラーメン風」にすると凄く美味しいの!ぜひ試してみて!
今は、新商品の開発をしていて、近々発売予定してるの!と、まるで“とびだい”のように活きが良く溢れんばかりのパワーで意気込む美由紀さん。
最後に中落ちを御馳走して頂いたのですが、この美味しさがパワーの源なんだなと実感!これからも全国に宮古島のカツオの美味しさを届けて欲しいと思います。ありがとうございました!