トマト農家・砂川寛希さんの「トマト(ラブリーさくら、みそら)」

生産者の声

トマト農家 砂川寛希さん(36)※2018年取材当時

トマトの生命力を引き出す栽培に挑戦!

ミニトマトなのに、トマト本来のうまみとほどよい酸味「ラブリーさくら」を栽培しているのは両親ともにトマト農家の砂川寛希さん。

2017年から、自分のハウスを持ちトマトを栽培しています。

高糖度トマト・シュガープラムの生産者であり母親の砂川和子さんもライバル視する美味しさです!

両親は、よきライバルであり、相談者。「長年の経験値の差がこれから出てくるのかな?」と砂川さん。

トマトの生命力を引き出す栽培

トマトの糖度を上げるため、あえてトマトの喉を乾かす。するとトマト自ら、限られた水分を地中や空気中から取り込もうと必死になるそう。

極力かんすいを抑えて、ハウスは堆肥マルチ(マルチ=根を覆う事)と敷草で表面施用。地中の水分を蒸散させる環境も作っています。

土壌は自然と変わらないよう気を配り、栽培後半まで地力を落とさない工夫。

「なるべく農薬を使わない減農薬栽培を心がけています」

堆肥マルチと敷き草で自然と同じ環境づくり

ラブリーさくらは、手の掛かる品種ですが味にこだわり、あえて選んだそう。

手の細かい寛希さんだからこそ、栽培できる品種かもしれません。

赤いブドウが実るかのように、鮮やかなトマトの実り。ハウスの中は見事なほど地面まで美しい。

美味しいトマトを作るための繊細な気配りと作業は誰にも負けない。

「お客様の美味しかったよ!の声と、笑顔が励みです(笑)」

常に謙虚に、をモットーに今日もトマトを育てています。

砂川寛希さん(36) 

トマト栽培歴は約3年。

2017年から独立し、自分のハウスを持つ。

気になる生き物はニセハナマオウ(カマキリ)。

栽培品種:

ミニトマト「ラブリーさくら」、大玉トマト「みそら」

砂川寛希さんの栽培品種

ミニトマト ラブリーさくら

  • トマト本来のうまみと、ほどよい酸味。
  • 高糖度で甘いフルーツトマト。

大玉トマトをぎゅっと小さくしたかと思うほど、肉厚で食べ応えがあります。冷蔵庫に入れず常温で2日ほど追熟すると酸味がほどよく抜け、より甘く感じます。そのまま食べたりサラダにも◎。

大玉トマト みそら

  • チョップドサラダや、タコライスにおすすめ

弾けて割れそうな、筋肉隆々のマッチョ系トマトは果肉がしっかり。加熱しても肉崩れしないのが特徴。