(右:製造担当の山原さん、左:三代目社長下地さおりさんの母親であり杜氏の洋子さん)
「宮古島の華になれ」という願いを込めた、伊良部島にある酒造所「宮の華」。
昭和23年に創業し、現在の社長は三代目の下地さおりさん。お酒造りに専念する杜氏は社長の母親である洋子さん。
スタッフの8割が女性というだけあって、細かな気配りが隅々まで行き渡り、優しく繊細な泡盛を作り上げています。
「うでぃさんの酒」を造ろうと思ったきっかけを教えてください。
山原さん
社長の「質にこだわり身体にいいものを造りたい」という強い想いから始まりました。
ほとんどの泡盛ではタイ米を使用しているのですが、「うでぃさんの酒」は熊本県の契約農家さんの無肥料・無農薬・無堆肥の「ひのひかり」を使用し、自社で精米もして鮮度にこだわり、手間と愛情をたっぷりかけています。
製造当初は試行錯誤しました。日本米はタイ米と違い水分を多く含むので、もち状になったりとか…。大変だった分、完成した時の喜びは大きかったです。
「うでぃさん」とは沖縄の方言で「喜び」との意味なんです。
喜びを感じて味わってほしいという想いを込めて造り上げ、甘い香りにスッキリした味わいで仕上がっています。
だから「喜酒」と記載されているんですね!
こだわりの「うでぃさんの酒」から新商品が発売されていると伺ったのですが?
洋子さん
そうなんです!手軽に楽しめるよう25度タイプを出したんです。ピンクのパッケージが可愛いでしょ!?
フルーティーな香りで、くせがなく華やかな口あたりになっています。ぜひ一度、手にとって飲んでいただきたいです!
今後の展開を教えて下さい。
洋子さん
量より質にこだわり、安心・安全で美味しい泡盛造りにますます力を入れて、感謝の気持ちをこめて皆様に当社の商品をお届けしたいと思います。
宮の華の泡盛ほぼ全てのパッケージには、感謝の気持ちを込めて「ありがとう」の文字が隠れて入っています。
女性スタッフならではの気配りの発想ですよね。是非探してみて下さい!