農業生産法人マイスターグリーン(城辺地区)代表・市川昌裕さん ※2018年取材当時
冬に枝豆!?旬のリレーで日本各地に枝豆をお届け
枝豆といえば夏!
今の時期(12月~)は枝豆を作るには難しい季節ですが・・・日本中で枝豆を待つお客様のため挑戦されています。(マイスターグリーンは、あえて国内の枝豆の「旬の生産リレー」の中で12月からの出荷を確立させています)
風対策、鳥対策ほか広大な土地の為かさんでくる資材費など、人と効率良い作業に余念がありません。
そのため、積極的な機械化を進めており、「自分で開発できるものは自分で」をモットーに、延べ面積5haをピーク時でも10名でこなすそう。
「さすがに、枝豆選別機は作れなかったけど、洗浄工程の機械化を含めて自分で作るよ。いろんな方々に応援してもらい機械も何とか調達できているよ」
と市川さん。
収穫直後からは鮮度(素早さ)が命。
機械化で工夫をこらしながら、うまみを落とさないよう、徹底したコールドチェーン体制(低温流通体系)で納品しています。
今では元気に働いている市川さんですが、宮古島に来た当時はあわや透析するかもしれないと言われていたほど、病弱な体だったそう。
「将来は、ここまで回復させてくれた宮古島のハーブに関わりたい」という想いを持っていらっしゃいます。
栽培から販売まで、多方面に精通している市川さんにしかできない取り組み方で、宮古島のハーブほか、支えてくれた方々に恩返しができるといいですね!
体に良い宮古島産ハーブティーを気軽に飲める日が来ることを待望しています!