下地伸市さんの「宮古島メロン、ハウスメロン」

生産者の声

いいメロンを育てるために妥協したくない!

メロン農家 下地伸市さん

現在メロンを育てているのは2つのハウス。

そのうち、栽培方法を試しているハウスのお話を聞かせて頂きました。

「おじゃまします!うわ!すごく大きなメロンの葉ですね!」

下地さん「普通、一つのハウスの中の畝(うね ※メロンを育てるために土を盛り上げた所)は4つだけど、たくさんのメロンが作れるように5つ作ってみた(笑)誰もやっていないけど、まずはやってみようと。」

下地さんのメロン作りは今年で3年目。だからこそなのか、今まで「メロン作りの常識」と言われている事にも疑問を持ち、自分の考えをまずは試すという事を大切にしてらっしゃいます。

5年前、農業を始めた頃からメロン作りに挑戦したいと思い、ゴーヤー栽培のかたわらチャレンジ。去年は自分が手をかけられる分だけのメロンを栽培し、自分のこだわりを全て試してみたそう。ゆくゆくはメロンを年中収穫できるようにしてみたい!と、少しずつ自分のやりたいことを実現させています。

下地伸市さんの「宮古島メロン、ハウスメロン」

「自分に甘い人は農業には向いてないと思うわけさ。うーん、、厳しいというよりかは「いいもの」を作りたい、それだけかなぁ・・。味はもちろん、見た目もキレイにこだわりたい。アンテナもゆがんでるのが嫌で、ぜーーぇんぶ真っすぐーになるように直したよ!人は「ハァ?」と言うかもしれんけど、俺はこんなにしたいから(笑)」

どんなに甘くておいしくても、見た目が良くなければ贈り物にはなれない。その「逆」もある。そのための努力は惜しみたくないと、下地さんは語ります。

「去年からお客さんの声が気になっているよ~。食べた人はどう思ってるのかと。自分で食べて改善点を見つける事はあるけど、やっぱりお客さんの声が一番さーね!これが一番聞きたいこと。もっといいメロンを作りたいからさ」

と、さらなるメロンづくりに意欲を燃やす下地さん。

島の駅からも、お客様から様々な声を集めてメロン農家さんたちへ届けたいと思います。

来年は、もっともっと美味しいメロンが実る事を期待して・・・!